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toona note

『コンピュータシステムの理論と実装』 3章

概要

コンピュータシステムの理論と実装の 3 章 「順序回路」の学習

内容紹介

フリップフロップ回路からレジスタ、メモリ、カウンタ回路を実装する章。
内容は軽め。 フリップフロップ回路がどのように構成されるかは説明されず、インターフェースのみが与えられます。
回路実装の詳細は、電気工学の範疇なので、本書の対象外ということでしょう。

Bit

レジスタ

レジスタは Bit を繰り返すだけで実装できる。

メモリ

レジスタを規定個数並列にして、どのレジスタに書き込むかを DMux 回路で分解、どのレジスタを読みだすかを Mux 回路でまとめ上げれば完成。

カウンタ回路

load も reset も Register に書き込む命令なので、or 回路で結合し、どちらか一方でも true の場合はレジスタを更新します。
更新する値は Mux 回路で用意します。

注意点・はまった点

  • 回路素子の同一端子から複数の出力を取れることに注意
    例えば DFF(in=signal, out=out, out=fb); とすると、出力端子 out から 2 つの同一な信号を取り出すことができる。